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経過報告1

07 05 *2009 | 一病息災::乳がん・油断大敵

さて、お久しぶりの間に何があったかというと。
4月から職場復帰して約一ヶ月、恐怖のGWがやってきまして。
何しろ急激に人が減ったというのに、レジ係の人員補充が全くなかったので、怖ろしいほどの忙しさをレジに入ったひとりがこなさなければなりません。
私は一日5時間のアルバイトだったのですが、今までは途中でレジ位置が変わったり、数分でも空白時間があったりと色々工夫して貰っていたのです。
それがもう、4月半ばからはほとんど連続5時間ばかり。
職場復帰できたとは言え、まだまだ体調が復活していなくて、週に5日出勤シフトだったのを4日出勤にして貰ってもこれじゃあくらくらしてしまいます。
しかしもちろんそんな言い訳はGW最中のホームセンターに通用しないのは重々承知。
ようやく連休が終わったその日に、胸元の傷跡がぱんぱんに張っていることに気付きました。
続き
丁度ホルモン注射の日でもあったので、病院に行き診て貰うと、先生は「多分水が溜まってるんだと思うけど、エコーで見ながら抜いてみようか」と軽く注射針を刺しました。
出てきたのは注射器いっぱいのどす黒い血液でした。
外から見たのではもちろん何処が出血してるかなどは判りません。
週が明け、中三日ほどでまた同じところが張ってきます。
ガンが判った時のしこりはウズラの卵ほどでしたが、今回はニワトリの卵ほどのしこりです。
その日は放射線科の検診日で、こっちの先生もびっくりの症状です。
「放射線で中まで灼けているから大事にしないとね」としみじみおっしゃるのです。
その足で乳腺クリニックへ行き、またもたっぷり血液を抜きました。
クリニックの先生曰く「力仕事のせいかな…重いもの持ったりした?」
当然です。GWのホームセンターなんです。
カゴいっぱい、カートいっぱいの買い物客が押し寄せてくるんです。
ほぼ休むことなく時間いっぱいレジに立ち続けなければならなかったんです。
それでも放射線治療の後だから紫外線を避けたり重いガーデニング用品を扱わないよう、外レジを外して貰っていたにも拘わらず、です。
これはもう仕事どころではありません。
その日からとりあえず二週間ほど休みを貰い、治療に専念することにしました。
一日おきにクリニックに通い、針を刺し血を抜いて貰います。
二週間経っても一向に血液の量は減りません。
それどころか注射で抜いた後に絞ると吹き出るくらい溜まっているのです。
試しに飲んだ抗生物質も止血剤も全く効きませんでした。
GWから約三週間、考え抜いた挙げ句、職場を去ることにしました。
力仕事が出来ないとなるともう戦力にはならないのです。
丁度大々的にパートやアルバイトの募集をかけて、応募が殺到していると言うことも私ひとりが抜けても大丈夫、と背中を後押ししてくれました。
事務所の人たちを初めとして店長も、身体が治ったら何時でも戻ってきてくれて良い、と言ってくれました。
仕事の中身は過酷な職場ではありましたが、私にとってはとても楽しい、仲間の素晴らしいところでした。
仕事を辞めたからと言って、身体が治る訳ではありませんでした。
なお二週間、一日おきの通院は本当に不安でいっぱいになります。
ついに先生もこれではいけないと思ったのでしょう、まずは抜いた血液を病理に回して再発していないかを調べました。
結果はシロで、再発はしていませんでした…てか、半年も経たないうちに再発なんて有り得ないでしょう(>_<)
何故傷跡に血液が溜まるのかは、外からの検査では判らないとのことなので、最終的に再び切開してみることになりました。
憂鬱な5月が終わり、憂鬱が晴れてくれればと祈りを込めて、6月4日に局部麻酔での手術日が決まりました。

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